ブログ
アロマのある生活〜日刊サンコラム112〜
アロマセラピーは、ナチュラルセラピーの一つです。自然療法と言われている仲間ですね。みなさんのイメージは、どのようなものでしょうか。アロマセラピーをやっていると、健康志向の強い、ベジタリアンとかそんなイメージを持たれるかもしれません。私個人的には、自分や家族の健康には気を使っているつもりですが、好きなものを食べて、お酒も飲みますし、その代わりしっかりと運動もするというライフスタイルです。出来るだけ薬は使いたくありませんが、以前にもお話ししているように、アロマセラピーは自然療法でありながら、予防医学としての効果が高いので、常に普段の生活に取り入れながら、必要に応じて薬も使います。
ちょうど先日、薬に対して改めて考えさせられる出来事がありました。特に子供たちには必要以上に薬は使いたくないと思っていますし、薬を処方する側のドクターも、大人は仕事があったり薬を使わざるを得ない事情があるけれど、子供は自然治癒力を高めるためにも、なるべく酷くなければ薬は使わないでいることをお勧めすると言っていました。
数週間前に、娘が夜中に眠れないほどの皮膚の痒みを訴えて、患部をかきむしり今度は水にしみて痛みを訴えるように。痒みというのは、時として痛みよりもひどい感覚で、娘は泣き叫びました。こうなってしまうと、精油の出番は遅いと私は考えています。使えないわけではないのですが、早急な処置が必要になりますので、薬に頼ります。自宅にあるものでは効果が出なかったので、ドクターに行くことにしました。そこで、薬局で買えるという痒み止めクリームを教えてもったので、早速帰りに薬局へ行って購入。薬の名前は教えてもらいましたが、詳細は特に教えてくれません。調べてみるとやはり、私が思った通りにステロイドでした。
しかし、私はアンチステロイドというわけではありませんので、適切な量を適切な頻度で使用することに対してむしろ賛成派です。必ずしも全てのパターンに当てはまるわけではありませんが、一番症状がひどい時に、症状を長引かせて悪化させてしまうくらいなら、短期間使用して症状が良くなったらアロマセラピーの出番だと思っています。今回、娘にステロイド剤を使用したのは2回でした。
そんなバタバタした状況が落ち着いて、その薬はひとまず薬箱へ・・・と思った時に、同じ文字の薬を発見したんです。よくよく見たら、成分は全く同じもので、しかももっと強いものでした。なんとそれは、私が以前にドクターから処方されて使用していたものでした!もちろんその時も、薬に対しての説明はなかったので、言われた通りに症状が出るたびに使っていたのですが、ステロイド剤だったなんて知りませんでした。はっきり言って使い過ぎていました。
精油に関して、安全に使用するようにと気をつけているのに、もう少し薬に対しても自分自身で注意して安全に使用しないといけないなと思ったのでした。